豊川市 篠束町の平屋の家

いつも通りに、建物イメージに合わせて壁の仕上がりのサンプルを

左官職人と2人でお菓子作りと見られる様な計量器・ボール・ヘラを駆使して制作

今回の建物の壁仕様は

・室内は、中塗り仕上げ

・外壁では、西面・出窓内を外部用中塗り仕上げ

望月工務店の独自の配合レシピとなります

 

素材感の仕上がりイメージを、相変わらずの擬音語で説明されるのも慣れてきた左官職人(笑)

中塗り苆(スサ)と混ぜる荒苆の太さと長さを

小手で塗れる限界値のドS仕様のパターンを新たな候補の一つとし

パターンα・パターンβ・パターンγ の3パターンを造りました

 

望月の建物の塗り厚は内壁で8mm

巷でよく聞く既製品の塗り壁材を2〜3mm程度で塗って左官塗り壁とうたう様な仕事とは

雲泥の差の難易度の高さに加えて、強度と調湿能力も雲泥の差となる高レベルの能力となっています

 

壁を6mm以上で塗れるのが本当の左官塗りと聞いた事がありますが

左官の技術の継承から可能にする仕事ですね

 

 

 

株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室