豊橋市 石巻町 平家の家
過去に構造設計事務所・大学での軸組破壊実験に協力し得たデータと
破壊実験の立会時での破壊のメカニズムの把握から
継承している技と知識による仕口形状と栓類の配置や数を算定し
独自の差し組を住宅へと可能にしています
前回の【 不惑の一棟 篠束の家 】で投入したver.4.01・4.02を魔改造を施し
ver.4.11・4.12へバージョンアップさせる
柱の内部で雇い臍の交差する部分と、臍穴の入口・出口の誤差は±0㎜でないと組めないドS仕様となっており
この木組みに使う、込栓・車知栓・鼻栓など計24本の栓を使い分け、金物等を一切使用せずに組んでいる
このver.4.11・4.12の構想から実施の間
職人と仕口加工による断面欠損、込栓の位置や数、推定で何kNを出るかをウヒャウヒャ言いながら話すのも楽しく
今回シリーズ屈指の強さだと思うので、再び軸組破壊実験で何kNが出るか試したい気になっています
株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室