【 星野神社 覆殿 】
8月に風雨で御神木級の巨木が折れてしまい覆殿に倒れ
現場を見た瞬間思考停止になる位に衝撃的な事態が勃発
約4tの巨木が、旧覆殿でしたら下の指定文化財の本殿もろとも潰されたのではと
氏子責任役員さん達とも話で
北側の銅板屋根は穴が空く程に破壊されましたが、軸組はびくともせず
覆殿を強固に造り上げ、更に寸分違わずに復元をした
望月工務店の施行を実際に証明をする形となりました
12月の下旬に工事は完了し
来月の日本建築学会 「 2024年日本建築学会賞 」の現地審査に備える事も出来
今回の事を逆手に新たにプレゼンで加える事も加味して当日の策を練ります
そして、この1年は全く縁の無かった建築賞で色々な事を学ばせもらい
色々な御縁を頂きました
修業先の大文社寺建築 野々山宜呂 棟梁から
「 この仕事は御縁で繋がって成せる仕事
決して1人で出来たと思い上がらず
その御縁を大事にしなさい 」
その事を実感させて貰った1年でした
ありがとう御座います
株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室