豊川市国府町の住宅
完成が見えてきました
土壁仕上げを行う前に欠かせない重要な工程のひとつに「中塗り」があります
望月では、この中塗りをあえて“仕上げ”として用いることが多く
自の意匠として位置づけています
砂・中塗り土・スサ・藁といった、昔から変わらない天然素材に
左官の伝統技法を基にした独自配合を施した壁は、自社で繰り返しサンプル実験を重ね、
実用に耐えうる水準まで高めてきた【伝統の進化】の一つです
この建物のために新しく構築した
「中塗り土撫で切り仕上げ ver.12」 を採用しています

大量のスサを混ぜ込んだ“暴力的”とも言える配合で、左官としての難易度の高い仕様ですが
職人の技量によって心地よい表情に仕上げてくれてます

株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室