豊橋市 石巻町 平家の家
現在、墨付け・手刻み
【 継手 】桁・梁・地棟の継手
望月の建築の定番となるハイブリッド型伝統的継手が9箇所となる18パーツを加工
伝統的継手の中から強固と言われている
追掛大栓継ぎと金輪継ぎ2つの利点を利用
この継手で3丁で繋ぎ、最長12m級の1本に組む箇所もある
材木の規格外の長さをオンリーワンで山から切って来た木の木柄を選ぶ事までは出来なくなるが
強固な継手を使えば、汎用の長さから良い木柄の材木を選んで使う事が可能となる
【 星野神社 覆殿 】
同じく3丁で同じ継手で組み16m級の桁を吊り上げ納められる間には
継手となった2箇所は、変形・破壊の様子は全く見せなかった結果には
金物を一切使わず、職人の手加工・込栓・大栓だけで組まれたこの継手は
技術の継承から発想の転換による、強固な継手として現物を使って実証していました
株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室