豊川市の御宮 星野神社
市指定文化財 本殿改修 復元工事
幣殿改修工事
覆殿新築工事
豊川市指定文化財の本殿が鎮座してる上に建つ覆殿は順調に建てています
覆殿の構造は伝統的構法の、木組みによる雇い臍・込栓・大栓のみで、金物を使わないで組み上げており
小屋組みでは、既存の本殿の為に陸梁無しの昇り梁主体の小屋組は
屋根勾配のままで刻んで組んでしまうと、昇り梁からの力で桁が外に逃げていくのが必然ですので
刻む時の墨付の段階で、棟に絞り上る勝手の加減で墨付け・手刻みを行なっています
そして、軸組を限界耐力計算での構造計算による安全値の裏付けを行い
豊川市で、伝統的構法と限界耐力計算で建つ稀な建築となると思います
そして、覆殿で使われている材木は御宮の山の木を使っていますので
木も再び同じ土地と環境の中で姿を変えながら幸せだと思います
株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室