豊川市 篠束町の平屋の家

勾配天井の余剰空間を有効に遊ばせてもらった竪・横桟による組み木

格天井が6層からなる横桟が、勾配天井の中での変形の取付けに加え

第1層と第2層にライティングレールと配線も埋め込みで仕込ませ

竪桟を噛ませて挟んで横桟を吊り上げるという、設計・加工・取付に対してのドS仕様

 

設計では

組み方の順番を間違えると組めなくなる危険性をはらみ

頭の中で何度も何度も詰め将棋のごとく組み方をシュミレートし

実際に現場で組む事の出来る為の詳細図面・施工図の図面化

 

施工では

6層の格天井が縦軸に連続交差の

各水平位置がX・Y軸が1㎜でもずれると竪桟が合わなくなる3次元の高い精度が必要

 

今回の肝となる、最下層の対角の竪桟を伸ばした角でパーティションを差込みながら組込む事が出来るので

組まれている455㎜間隔がX・Y軸自由に間仕切りを起こせる仕組み

間仕切りが起こせるという事は、建具、収納も間仕切りを加工して後付け施工が可能となる

 

この組み木が、ただの飾りでは無く

今後のライフスタイルの変化に合わせる事が可能のサステナビリティな仕様となっています

 

 

 

 

 

 

株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室