第59回 技能五輪全国大会に
弟子が、愛知県代表の1人として参加する事になりましたので、参加申込書の提出をしました
技能五輪は12月17日〜21日に開催
今年の開催県は東京、建築大工の競技会場は東京ビックサイトにて行われる予定です
技能五輪は、原則23歳以下の青年技能者が、40余りの職種で技能レベルの日本一を競う大会
建築大工は、与えられた課題を規矩術による原寸図を作図し
それを基に木取り・墨付け・加工を2日間掛けて行う競技となります
規矩術(きくじゅつ)とは指金(さしがね)を使い
、部材加工の技術としてだけではなく、あらゆる角度を正確に割り出し
部材寸法の組み合わせや比率、間取りや高さの決定の基準にまでその理論が展開されており
古くから継承されて来た日本伝統の技法とも言われていますが
規矩術の習得には、かなりの修業が必要になる為と
現代の住宅建築の仕事内容では使う機会も無くなってしまい
規矩術を使う事の出来る大工も希少となってしまっている現状です
現在、弟子は会社休日の時には自主的に昨年の大会課題を練習対象にして原寸図を始めましたが
これから、仕事をしながら練習に練習を重ねる辛い期間が来ると思います
自分自身との戦いとなりますが、良い機会に恵まれたと思い苦しんで下さい
孫子曰く
『 彼を知り己を知れば百戦殆からず 』
です
望月も助力します、師弟で頑張りましょう
株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室