望月は弟子を育てる事となりました

17歳となる弟子に、周りからは口車に乗せて騙して連れてきたと言われていましたが(笑)

東三河高等技術専門校生として面接に来た時に望月では社寺と住宅の両方を学ぶ事となるので

他社での修業と比べて技術・専門知識の習得は桁違いになるのと

私が修業してきた様な職人の厳しさの教え方しか出来ないので

今の若者には難しいのでは

と突き放す様に話しましたが

彼の大工の伝統技術の技の習得と

物造りへの探究心への熱意に加えて

社会人としての自立する強い意思が感じ取れ

技術専門校での2年前の東田神明宮の見学から

昨年の企業実習を経て望月への憧れがあったとの事で

今まで弟子は育てないとの考えていましたが

改めて育ててみようかと思い

4月より望月の弟子入りとなります

 

そして先日

修業先の大文社寺建築 故 野々山宜呂棟梁の御墓へ報告に高浜市の正林寺へ

野々山貴文社長のはからいで、住職が墓前にて御経を唱えて頂く場で報告する事が出来まして

野々山社長には感謝いたしております

彼には、才能は開花させるもの、センスは磨くものと話し

教える側の私も学ぶ事が多いのだろうと思い

お互いに学び成長する関係に、技術・精神の継承をと思っています

 

 

株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室