新城市鳳来で取り組んでいます【古民家再生・黒谷プロジェクト】
忌門復元工事
今回の漆喰塗りは、漆喰工事の中でも最高級の仕上げと難易度となる【 漆喰磨き 】
仕上がって水が引いても軒先の姿が漆喰壁に映る程の仕事です
今回の仕上げの漆喰の厚みは6mm
何度も何度も左官鏝をあてて磨いていくには
厚塗りを一定の厚み
漆喰配合から練り具合
乾きを計算をしながらの作業は
左官職人の先人からの技術の継承をし、研鑽を積み上げて成せる業
既製品の建材を1〜2mm程度で塗る左官塗り技術とは雲泥の差の仕事だが
左官も大工と同様に、現代の建物が建材主体によってその技を活かす場も無く
伝統技術の継承が保たれていない状況・・・
とは言え
左官職人と、お互いの技術の継承を活かす場と伝統技術の新たな道を考え語るのは楽しいですね(^^)
株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室