豊橋市 吉田城の三ノ丸にある茶室「千切庵」の数寄屋門の控え柱が腐食に伴い取り替え
先日、現場にて丸太柱と根石との【ひかりつけ】をして取り合いを加工
現在は、作業場で貫穴等の仕口加工の最中です
伝統大工技術の一つ【ひかりつけ】
柱の足元は根石[自然石]の凹凸の形状にあわせて加工する
数寄屋建築では、元と末の太さの異なる丸太を
いかに自然の木立をイメージした美しさに加工し
組み立てていくかが要になる仕事の一つ
近年では
いわゆる近代建築の隆盛と、材料・工具等の変化に伴い
伝統木工技術を継承・体得する者は少なくなり
技術水準は低下の一途を辿っている現状・・・
株式会社 望月工務店 / 望月建築設計室